今週のお題「最近おいしかったもの」について所見を述べたいと思います。
ズバリ言いますとと温かいご飯と味噌汁ですね。日本人独特の食卓というか、昭和感溢れる食事が旨いと思えるようになっています。
温かいご飯と味噌汁と言うとギャグっぽく聞こえるかもしれませんが本当です。理由は簡単で、脂っこいものを食べるのに体の限界が来ているからです。
忙しいとどうしても食事を早めに済ましたいので既製品に頼ってしまいます。ファーストフード店や食堂、コンビニは「早く飯を食わせろ」って思う人(私)が満足できる内容のものを用意しています。それらは脂っこいものが多いです。それでも体を動かして消化できればいいやと買っていたのですが、最近はどうもしっくりこなくなってきました。
汁物を食べる習慣がついた
250円という破格の値段でわりとゆっくり食べていられるのもあり食べる機会が多いのですが、ネックになるのは味噌汁だと思います。人それぞれ考え方が違うのでなんとも言えないところなのですが、私は牛丼などを食べる場合はケチなところもあり牛丼のみを食べてとっとと出るようにしていました。
牛丼のみといったように食べたいものだけ食べるといった習慣は徐々に自分の体を蝕んでいき、病気になった訳ではないのですが最近は「もーいいや」と思うようになってきました。カロリーが高いものを食べたら運動したりして消化すればいいやという考え方は若いうちは何とでもなりましたが、年齢とともに無理が生じてくるからです。
味噌汁がいいなーと思ったきっかけとなった映画
「星めぐりの町」という映画はご飯と味噌汁の良さが凄く出ていました。映画の内容としては、小林稔侍さんが演じる豆腐屋が東日本大震災で家族を全て失ってしまいぐれてしまた子供を更生させるといった単純な内容なのですが、ご飯と味噌汁が度々登場します。
どんな感じでご飯と味噌汁が登場するかと言いますと、主に食事シーン。物語の背景にある家がいかにも昔ながらのもので、囲炉裏とかがありそこでわざわざお膳立てした食事を食べるといったものでした。いかにも昭和の食卓って感じで観ていて「これ小林稔侍氏のスタンドプレイ炸裂しすぎやろ、娘役はなぜか壇蜜さんやったし」と思いつつも、健康で長生きするには昭和な食卓が良いのだなーと思ってしまいました。
映画の話をもっとしたいのですが、小林稔侍氏のスタンドプレイの数々についての記事になってしまいそうなので今回は省略したいと思います。
幸せな夕食を再び?
我が家では揚げ物はスーパーの惣菜コーナーで買っていました。理由として、揚げ物をすると油の処理など面倒なことが多いからです。
妻が作る食事は茹でる系の食事が大半で、たまに焼き物、ごくごくまれに炒め物といった健康的な食事が多いです。
新婚当初は満足していたのですが、人間という生き物は次第に初心を忘れて行く生き物です。
私も例外ではなく仕事帰りに家では食べれない食材をハンティングするようになって行きました。
「職場の人に誘われてしまったのでラーメン食べて帰ります」
断れば良いものを頭の中はラーメンを食べて帰れるチャンスでいっぱいなので断らずラーメン屋に向かってました。
こういった悪事はいずれはやめようと思いつつもなかなかやめられないもので、痛い目を見るまで大抵の場合続きます。
私がこの悪事から手を引こうと思ったきっかけは自分がいつまでも若くないと思ったことです。元々のポテンシャルが高く、若い時の状態を維持し続けていけられる人はそれで良いと思うのですが私はそうは思わないので若者との交流はしつつもデッドラインは持つようにしました。
私の場合は夕飯を家で食べるようにするだけで理想系に届くので、外食や宴会を避けてとっとと家に帰ることを心がけています。
いつまでも食べたいものだけ食べていたいですけど、バランスの良い食事を考えないと命に関わってくるのでやむを得ないことです。
生活の面でも味の面でも美味しいご飯と味噌汁が私が最近美味しいと思ったものでした。最後まで読んでいただいてありがとうございました。